愛はいつも追いかけるモノ

あいどるをたく

アイドルとヲタクと距離感

最近、例の事件が世間を騒がせたことにより、アイドルとヲタクの関係や距離感に物申してる人が多いですね

ヲタクサイド、元アイドルサイド、いろいろな意見を目にしました


それで私が思ったのは、やっぱりジャニーズこそが丁度いい距離感なのかもしれない ということです。


私の今の主現場では接触があります。一緒に写真を撮ったり、サインをもらう間にアイドルと会話ができます。

当然、何度かループしたり、通ったりするうちに顔を覚えられ、名前を覚えられ、最初は「かっこよかったです!」『ありがとう。また来て下さいね。』だった会話も回を重ねるごとに他愛もない世間話になったり。


そうすると、感覚が麻痺してアイドルがだんだん身近に感じられすぎてしまいます。まるで友達や恋人かのように思えてきてしまいます。

でも、アイドルとヲタクの間には絶対に壊せない頑丈な壁が存在します

こちらからは見えなくても、アイドルにはしっかりと見えています

私も特典会中や直後はそんな壁のことはすっかり忘れてまるで友達気分で話してしまいます。でも、その壁をしかと感じさせられる時も多々あります。

一番それを強く感じる時はイベントが終わって、帰る途中でメンバーに遭遇してしまったときです。
追ったり出待ちしたりすることは禁止行為なのでもちろんただの1度もありません。でも、帰るタイミングが合ってしまい遭遇してしまうことがまあまあよくあります。

そんなとき、向こうもこちらもお互い気づいてはいるけれど見ないふりする、あの瞬間。こっちは追ってると勘違いされたらたまったものじゃないですし、向こうもこいつらリアストか?ってな具合でぱっと見て目を逸らすらあの場が凍りつくような微妙な瞬間。

その時に、私はああ、さっきまであんなに楽しく話していてもものすごい強力なバリアがあるんだよな(笑)と思い知らされます

そんなの当たり前なんですけどね。分かってるんですけど。

あとは、私たちのリアクションもあるとは思うんですけどね(笑)
普通にあっ!お疲れ様さま~!みたいな感じで声かけたら向こうも多分どうも~︎☺︎くらいには返してくれるはずなんですけどヤベッって顔しちゃうから向こうも怪しむわけで。


夢を見すぎて抜け出せないより、そこで現実に引き戻してくれるのを、今はもうありがたいとすら思いますけどね



けど、私の推しグループはポーズ指定や足元が割と厳しいので、その時点で壁はちらつかせているのでいいほうで、もっと地下に潜れば潜るほど壁は見えづらくなって錯覚を起こしやすく、さらに覚めにくくなってしまうんですよね

そう考えると結局、ジャニーズの距離感がアイドルとヲタクの距離としてふさわしいのではないか、とわたしは思いますよ

接触とか認知とか、そういう制度があるから必死になってしまうけれど、されたところでその先はないんですよ。友達になれるわけでも、恋人になれるわけでもない。(地下のふかーいところでは繋がったりなんだりあるかもしれませんが…)


いや、まあジャニーズもジュニアならいろいろあるし一概には言えないですけどね!!!

とにかく、私はステージという見えやすい壁を挟んでアイドルとヲタクの世界が分かれるような距離感がアイドルにとってもヲタクにとっても安全なんじゃないかなって思います。


お粗末さまでした。